皆さん、こんにちは!
今回は経営資源の投資配分を判断するための分析方法を覚えます。
ポートフォリオマネジメントという言葉を聞いたことはありますよね。
略してPPM分析とも言います。
PPM分析は自社の事業を4つのポジションに分類します。
①負け犬
②問題児
③花形
④金のなる木
そして、図表の縦軸に市場成長率、横軸に市場占有率をとりそれぞれ配置します。
①負け犬は、
市場成長率が低く、市場占有率も低いのが負け犬です。
事業戦略としては撤退するポジションです。
②問題児は、
市場成長率が高く、市場占有率が低いのが問題児です。
投資が必要ですが、花形や金のなる木になる可能性を持っています。
③花形は、
市場成長率が高く、市場占有率も高いのが花形です。
市場競争は激しく投資も必要ですが、利益が少ないポジションです。
④金のなる木
市場成長率が低く、市場占有率が高いのが金のなる木です。
市場成長率が低いので新規参入が少なく競争は穏やかで積極的な投資は必要ありません。
市場占有率が高いので安定した利益の源であり、自己投資や花形、問題児に対しても投資可能です。
と、ありきたりの内容で書いてみましたが、実は私全く覚えることができないので、情報処理試験ではいつも不正解でした。
結構な頻度で試験問題に出るので、なんとかして覚えることはできないかと考えました。
それが次の内容になります。
【先ずは言葉をわかりやすい物に置き換えてリンクさせます】
①負け犬 → 成長しない柴犬
②問題児 → 問題児のジャイアン
④金のなる木 → (そのまま)金のなる木
【次にストーリー化します】
成長しない(低成長の)柴犬(負け犬)が上にいるジャイアン(問題児)に噛みついた。
ジャイアン(問題児)が右となりの花形満(花形)に助けを求めた。
花形満(花形)がお金(金のなる木)で解決しようとした。
そしてお金(金のなる木)を独り占め(占有率が高い)したい。
このストーリーを音読又は黙読しながらPPM図表をイメージします。
重要なのはイメージ記憶です。
すると、あら不思議、市場成長率と市場占有率に対する位置関係があなたの記憶に定着します。
これで、PPM分析関連の問題が出ても大丈夫です。
自身を持って解答できると思います。