情報処理技術者試験によく出るのは穴埋め問題です。
その穴埋め問題の一つにコンパイルの5つの段階があります。
どの穴埋め問題が出ても正答できるように覚えたいところです。
ですが、僕はなかなか覚えることができず苦労しました。
そこで、利用したのがストーリー記憶法と頭文字記憶法とミックスです。
まずはキーワードとなる文言を覚えてストーリー化し、そこから元の内容を想起できるようにするというものです。
さて、その方法なのですが、
まず、覚えなければならない情報は、次の通りです。
1.コンパイルの5段階で処理される
コンパイラがソースコードからオブジェクトコードを生成する時、5つの段階を経て処理が行われます。
①字句解析→②構文解析→③意味解析→④最適化→⑤コード生成
となります。
次に5つの段階の頭文字を抽出します。
2.頭文字抽出
字句解析 ⇒ 字
構文解析 ⇒ 構
意味解析 ⇒ 意
最適化 ⇒ 最
コード化 ⇒ 子
次に抽出した文字をつなげて、今回は人の名前みたいします。
3.人の名前を作る
字(あざ)構(みぞ)意(い)最(さ)子(コ)
⇒あざみぞ いさこ
そして、ストーリー化です。
コンパイルはプログラム開発中に行われる作業ですので、
4.ストーリー化
プログラム開発忙しすぎて疲労「困憊」した「字溝 意最子」さん。
※「困憊」をコンパイルに引っ掛ける
5.ストーリー内の困憊と名前から各段階の処理内容を想起します
あざ ⇒ 字句解析 : ソースコードを最小の単位の語句(トークン)に分解
みぞ ⇒ 構文解析 : トークンの並びを、定められた文法に従って解析
い ⇒ 意味解析 : トークンの意味を考慮した解析
さ ⇒ 最適化 : プログラムの高速化
こ ⇒ コード生成: サイズの縮小
一回では覚えきれません。
覚えるまで何回もトライが必要です。
あくまで、私なりの方法ですので皆さんは皆さんにあった方法でトライしてみてください。