年齢を重ねても見た目を気にする人が多くなってきた。
僕の仕事場で請負の仕事をしている人生の先輩もその一人だ。
爺(ジジ)曰く、
「この間の健康診断で身長が少し縮んでいた。毎年数ミリずつ減ってる。それなのに腹だけは毎年大きくなる。ぽっこりだよ。いやんなっちゃうよ。夜御飯から糖質は外したんだけどね。どうしてなんだろう。まあ、ビールは飲むけどね。」とこういう感じだった。
そこで、僕は「はっ」と思った。
基礎代謝のことだ。
年代によって基礎代謝は変化すると何かで見たのを思い出した。
それで、実際はどうなのか確認してみた。
<先輩:男性:70代>
年齢70歳(上段は女性、下段は男性)の基礎代謝量の早見表。
<友人:男性:50代>
年齢50歳(上段は女性、下段は男性)の基礎代謝量の早見表。
<一般:男性:20代>
年齢20歳(上段は女性、下段は男性)の基礎代謝量の早見表。
<基礎代謝量はご自身でも計算できますよ>
基礎代謝量計算式(ハリス・ベネディクト方程式)
一日の基礎代謝量(kcal)
男女によって計算式が異なります。
◎男性の場合の計算式
男性: 66+13.7×体重(kg)+5.0×身長[cm]-6.8×年齢
◎女性の場合の計算式
女性:665+ 9.6×体重(kg)+1.7×身長[cm]-7.0×年齢
<20代と70代の基礎代謝の差はどれ位?>
※体重は170cmで70kgと仮定。
20代:1739Kcal
70代:1399Kcal
その差: 340Kcal
ごはん(白米)にして、約200g(茶碗1.5杯位)
<さて先輩の好きなビールのカロリーはどれ位?>
ビールのカロリーは実際にどのくらいあるのでしょうか?
ビール1缶350mlは、約140kcal。
ちなみに500ml缶は、約200kcalです。
(500mlは中ジョッキ1杯と同じ量)
参考までに、
発泡酒350mlは、
約70kcal~160kcalと幅があります。
新ジャンルビール(第3のビール)も同様です。
そして、ご飯のカロリーは、
ご飯一膳140gで、235kcal。
ビール500mlとごはん1杯のカロリーの差は
約35kcal。僅かな差ではありますが.......。
ちなみに子供茶碗一膳100gで、168kcalです。
◆まとめ
①年齢を重ねれば重ねるほど基礎代謝は減っていく。
②若い時と同じ量の食事をとっているとエネルギーが余る。したがって、食事量は徐々に減らしていく必要があります。
③夕食からごはん(白米)を除いたのは、大正解!
④後はビール次第、飲むか飲まないか。
ビール500ml2本でごはん1杯分のカロリーを超えます。
飲むなら500ml1本までにするのが良いでしょう。
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